ブタァァァァブログ

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良薬は口に苦し

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Hさんは、会社の中堅社員で、ある日社内教育の一環で入社歴の浅い社員を前に話をする役目に指名されました。

そこでHさんは、

 

 

「一人前として会社に貢献しているという自負があった時に、異動してきたある先輩に細かい指摘と叱責を何度も受け、表面上は従っていました。」 

「そして、不満で一杯になり周りに愚痴ったこともありましたが、自分が後輩を指導する立場になると自分が指摘されていたことを同じように後輩に言っていることに気がついたのです」と語ったのです。

 

 

良薬は口に苦しと言われます。苦くて飲みにくい薬は敬遠する人がいるかも知れませんが、周りから指摘や叱責があった際には、良薬と受け止め、周囲の声に耳を傾ける素直さを大切にしていきた いものです。

 

自分も指摘されたり、叱責を受けることは好きではありません。しかし、その指摘や叱責が正しいとか正しくないとかを言う前に、まずは素直に聞き入れ受け入れるという習慣付けを意識したいと感じました。

人は百人いれば百通りの考え方があって然るべきでしょう。それを自分の尺度だけで計り、受け取ったり受け取らなかったり、腹を立てたりしても仕方のないことです。自分の思い通りになどいかないものです。

 

 

であれば、「あー、そうなんだぁ」と相手の意見を一旦受け止めてしまえば、相手も話しを聞き入れてくれたことに少しは満足し、これは相手を承認してあげることにも繋がります。別に相手の話を聞いたからといって、それに迎合したり、自分の意見をぶつけて反論したりする必要もありません。 

 

 

実際に相手の話を「聴く」ことに注力すると、こちらから何か話したりしなくても相手の不満を解消できたり、信頼を気づけているかなと感じることが最近時々あります。 

これからももっと相手の話を聴くことからも相手を承認し良い関係を築けるように頑張りたいと思います。それでは皆さん良い一日を!

**コメントや質問、相談などお待ちしております。必ず返信致しますのでよろしくお願いします**

 

引用:「職場の教養」より