ブタァァァァブログ

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仲間からの刺激

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Sさんがパティシエとして勤めている洋菓子店には、姉妹店が複数あり、年に一度全店舗のスタッフが集まり新商品のコンテストを行ないます。

初めてそのコンテストに参加するSさんは、人と競うのが苦手で、一人で黙々と仕事をしていたいと思っていました。コンテストには同僚に薦められて参加したものの、積極的な気持ちにはなれませんでした。

 

しかし、コンテスト 当日、他店の仲間の技術や姿勢を目の当たりにして、大いに刺激を受けました。お客様に喜んでもらえるケーキを作りたいという仲間の熱意を感じたことで、創作のアイデアが湧いてきたのです。

   

仕事は自分ひとりでするだけでは、限界があるものです。Sさんは仲間と切磋琢磨することによって、より美味しい商品を作ることができるのだと気づき、来年は 前向きにコンテストに参加しようと決意しました。

 

自分も人と競い合ったり、一人で黙々と仕事をしたいと思うことが多くあります。それは、どこかで自分の仕事を他人が見たらどう思うかと心配したり、時には会議などで意見を言って何か悪いように思われるくらいなら一人でしたほうが楽だという気持ちからかなあと思います。

 

しかし、実際に違う人と仕事の仕方を比べたり、意見の違いがあることを知るとそこから自分の視野が広がったりして良い刺激となることがある気がします。自分一人の力だけで、自己成長するのには限界がある、又は成長のスピードは上がりません。

 

 何故なら、成長とは今まで自分にないものを得たり、自分の奥にあって使ってなかったものを引き出す 行為だと思います。それにはただ一人で同じこと(刺激のないこと)をしていてもなかなか成長しづらい。一番カンタンで早い方法は新しい刺激をどんどん受けることだと思います。

これからも何も恐れることなく、気がついたことは言う、行う、新しいチャレンジをたくさんしていこうと思いました。

引用:「職場の教養」より